ものづくりブログ

2016年3月

FRPと新素材

こんにちは、新商品開発部の絹田です。
暖かい春の季節が大好きです。
「春眠暁を覚えず」という言葉があるようにとても寝心地の良い季節ですよね。
 
さて、ご存知の通りディーズガーデンの商品ラインナップには
ポストや表札、物置部品などアルミやFRPの商品が多いです。
 
「FRPってなに?」…という方。
↓↓↓先日分かりやすい記事が出ましたのでよろしければこちらをどうぞ。
『FRPってなに? ~成形編~』
 
そして去年、ついに新素材の商品がラインナップに加わりました。
それがそう…ディーズパティオです!
 
発泡スチロールに左官素材をコーティングして製作している製品ですが
この新素材と今まであった技術をなんとか組み合わせられないかと
あれやこれやと模索中です。
 
その試みの一つがこちら。
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なにをしているのかと言うと樹脂にガラスマットを張り込み
FRPの板を成形しています。
 
完成したものがこちら。
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そして…そこに、、、セメントの実験素材を
塗り付けえていく!
IMG_4882-2.jpg
 
なんとかしてFRPと左官素材を組み合わせられないか
いろいろと実験し密着試験を行っています。
パティオにはアルミも使用しているのでアルミへの密着性能は確認しているのですが
FRPとの組み合わせも可能となれば今後の開発の幅も広ります。
 
今後の開発商品にご期待ください。
2016年03月30日

FRPってなに? ~成形編~

こんにちは、こんばんは

ディーズガーデン新商品開発部の天童です。

好きな将棋の駒は桂馬です。

 

かわいいデザインとリアルな質感でおなじみのディーズガーデンの

ポストや物置ですが、これらはFRPという素材でできています。

だから質感がリアルで軽くて丈夫、というような売り文句で、

無料でお配りしている総合カタログにもそんなようなことが書いてあるのですが…

 

「FRPってなに?」「なんでFRPだと質感がリアルになるの?」

 

という方が大多数だと思います。

私も、入社して開発の仕事をはじめるまではそうでした。

 

そこで、今回は、FRPとはどういうものか、何が良いのかを、

生産方法を見ながらご紹介したいと思います。

 


 

FRPとは、Fiber Reinforced Plasticsの略で、

繊維強化プラスチックのことを指します。

 

繊維とは?コレです。

P3290007.JPG

コレはガラス繊維。糸状のガラスを重ねて布のようにしてあるものです。

 

割れやすくてもろいイメージがあるガラスですが、

実はガラスは圧力に対しては鉄以上の強度を持つ素材で、

糸状にし、重ねることでその強さを100%発揮することができるのです。

 

これをプラスチックに入れることにより、金属よりも軽く丈夫な

製品を作ることができるという寸法です。

 

さて、その丈夫なガラス繊維を使って成形していくのですが、

IMG_4446.JPG

このように、型にガラスマットを沿わせ、ローラーを使って

液体状の樹脂をなじませて形を作っていきます。

 

えっ!?なんだって!今、ローラーでなじませると言ったのか!?人の手で!!?

そう、FRP製品は、機械での大量生産ではなく、ひとつひとつ人の手で作られています。

だからこそ、大量生産ではできないような凝ったデザインができるのです。

 

そしてもうひとつ、リアルな質感を再現できる秘密が。

それは、シリコン型を使っていることです。

 

世の中に大量に出回っているプラスチック製品の多くは、金型を使って作られています。

金型とは、読んで字のごとく金属でできた型のこと。

丈夫なので、次々に製品を作り出す大量生産ができます。

しかし、表面に凹凸がついていたり、ちょっとでも逆勾配のある形は作れないという

デメリットもあります。

 

一方、シリコン型は、その名の通りシリコンでできているので

柔らかく、ちょっとした凹凸があっても問題なく作ることが出来ます。

シリコン型と金型.jpg

これが、ディーズガーデンのFRP製品が持つリアルな質感の秘密のひとつ。

こうして、おしゃれ!かわいい!でも軽くて丈夫!

ディーズガーデンの製品が作られているのです。

 

他にも、リアルさを出したり耐久性を上げたりするための

秘密があるのですが・・・

それはいずれまた、「塗装編」でお話ししたいと思います。

 

天童

2016年03月29日

新製品に向けて奮闘しています

こんにちは。ディーズガーデン開発担当の今西です。

現在、「ディーズパティオ」につづく新商品を模索中です。

 

徐々にイメージが膨らみ始めているのですが、今度はもう少し

大柄なものを作りたいと思っています。まだ現段階では

具体的なご説明できないのですが、実は屋根などがついたもので

面白いものができないかを考えているところです。

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昨年発売のディーズパティオは全くの新ジャンルですので、

まだまだこれから発展させる必要があると感じています。

 

そんな思いの中、今回パティオの技術を生かして新たな材料をトライす

ことになりました。

P1010565.JPG

 

部内の若手に指導をしてもらって、自ら吹付とコテ押さえで試験用の

壁仕上げを行いました。

 

ご覧ください、この真剣な私の姿をsign03

P1010580.JPG

 

しかし悲しいかな、やる気はあってもなかなか思うように行きません。sweat01

結局難しい部分は若手にまとめてもらいました。やはり餅は餅屋ですね。

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ただこような試作を生かして、来年には面白い新製品を発表したいと考えて

います。皆さんそうぞご期待くださいsign03

2016年03月24日

オープン間近! 京都鉄道博物館

みなさまこんにちは。ディーズガーデン開発担当の今西です。

桜前線もいよいよスタートしました。こちらでは来週あたりが見ごろと

なりそうです。cherryblossom cherryblossom cherryblossom

 

ところで、先日京都府の加悦町(かやちょう)というところに行く機会が

あったのですが、そこでこんなものを見つけました。sign03

IMG_0101.JPG

懐かしい「ラッセル車」です。加悦町に「加悦SL広場」という施設があり、

そこで見つけました。現在のデザインにはない力強さを感じませんか?

 

という私は別に「鉄道お宅」ではないのですが、一般の人より少し詳しいか

も知れません。

 

いよいよ来月4月29日「京都鉄道博物館」グランドオープンの運びとなって

います。京都駅の近くで以前「梅小路蒸気機関車館」があった場所です。

京都鉄道博物館.jpg

(京都鉄道博物館ホームページより引用)

 

開園を心待ちにしているのですが、実は53両もの展示車両の中でひときわ

楽しみにしている機関車があるのです。

 

「DD54」というディーゼル機関車です。ちょうど私が高校生の時ですが、

通学に国鉄山陰線を利用しており、毎日この機関車が引く客車に乗って

いました。それまで蒸気機関車が普通の時代でしたので、この目の覚める

様なオレンジ色の「DD54」との初めての出会いは、今でも忘れることができ

ない鮮烈なものでした。他に例を見ないドイツスタイルの機関車でした。

どうです、この力強いデザインsign01

DD54.jpg

DD54   (http://tsunechan.web.fc2.comより引用)

 

また当時山陰線では「DF50」という別のディーゼル機関車も併用していま

した。この機関車は非常にソフトな引っ張り方をしました。

DF50.jpg

DF50   (http://www.kanorail.comより引用)

 

それとは対照的に前述の「DD54」の牽引は、たびたび「しゃくり」を発生させる

男性的で荒々しいものでした。

 

そんなDD54に突然幕引きが決定されたのです。結果的には国鉄史上まれに

みる短命な生涯を終えることになったのです。sweat01 

その理由はここでは触れません。しかしながらこのいわばこの悲運な「友人」

との30年ぶりの再会を、今か今かと楽しみにしている今日この頃です。

 

また見学後には結果報告をさせていただきますのでご期待ください。

2016年03月24日
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